羊と砂糖の町
北海道は士別市の
日本甜菜製糖(株)士別製糖所にて
2年に一度の第4回士別ビートまつりが
7月2日(日曜)に開催されました

第4回を迎えた士別びーとまつりは
「砂糖のまち士別」への理解を深めることを目的に開催
北海道で「びーと」は馴染みのある野菜ですが
おそらく本州の方には、どの様な野菜なのか
ご存知ない方の方が多いかと思います

↑この大根の様な野菜は別名
甜菜(甜菜てんさい)と言われるもので
主に砂糖の原料として北海道で多く生産されています
帯広で最初に設立された
日本甜菜製糖(株)が
昭和11年にココ士別にも士別製糖所として設立
私スタッフアイケムの田中も
北海道に移住してから
びーとの存在を知りました
私が子供の頃は今ほど安いお菓子を手に入れるとなると
駄菓子がほとんど
甘いお菓子を現在の様に種類豊富に手軽に買い求められた事は無かった様に思い起こされます
そう考えると日々の食卓で使う
製糖工場が少ない昔は
砂糖は贅沢品だったのでは無いだろうかと
今更ながらに思えるイベントなのですが

お家が一軒立ってしまいそうな
重機で収穫などを行うのでしょうね
大きさもスケールが違います

この工場の歴史とスケールの大きさを改めて後ほど見学で知る事になるのですが
まず
このイベントの目玉は
参加者の皆さんで作る21mのロングロールケーキが
何よりも皆さん楽しみなのでないでしょうか

(画像は一昨年のものより)
今年は雨天にてロングロールケーキ作りは中止になってしまいましたが
それでも雨の中、多くの皆さんが、このイベントを待ちわび訪れていました

会場には多くの飲食ブースや
企業や学校、団体のPRブースも有り
ますが
やはりお砂糖の町ですから
ここは少しお勉強(o^^o)

(製糖されるまでの工程)

あの白いお砂糖は漂白されて白いのではなくて
びーと(甜菜)が蓄えた糖分を結晶化させて取り出し
その結晶が無色透明により雪と同じ様に白く見えるそうです
さて楽しいイベント内容に話しは戻し
私のお目当は会場でしか手に入らない
スイーツです


そして子供達にも人気の
お菓子の家づくりです


クッキー🍪にアイシングを施し
思い思いに自分でデザインしたクッキーを
お家に貼り付けていく様で
このお菓子のお家はイベント終了後に
参加された方と
ご来場頂いた皆様へ解体してお菓子をお配りしちゃう
小さな子供にとっては夢の様なストーリーなのでは(๑>◡<๑)
他にも

綿あめ、飴玉掴み、オリゴ糖の無料配布や試食など多く
甘い甘い無料のお出迎えが多いイベントでも有ります

砂糖100%のべっこう飴もお好きなだけ頂け
口の中も会場内も甘い香りでいっぱい

さてさて
食べ物の話しばかりになってしまいましたが
ステージイベントや子供の為のプレイコーナーもあり
スイーツ大盤振る舞いイベントにより大人の懐に優しく子供は喜び皆さんが楽しみにしてる事が理解出来ます

この日はお笑いタレントのガリーレコードさんが
ステージを通して皆様を盛り上げてました
さて先ほど少し触れた
工場の歴史とスケールの件について
話しを戻します
大きな倉庫の様な広い空間にに入ると
そこは昭和初期
士別製糖所が設立された時代の写真が多く
展示されています



↑昭和11年前後の写真
中でも目を奪われたのが…

↑此方の蒸気機関車でした
製糖工程で使用する石炭や甜菜を運ぶ為の
専用線路が士別製糖所内には引かれ
高度成長期真っ只中の昭和37年頃まで活躍してたそうです
この専用線路は何処まで引かれてたのでしょうね?
そこまでは製糖所の方に伺う事を忘れてしまいました
ゴメンなさい
イベントも終了時間が近づくと
中止になったロングロールケーキが
先着の方々に、コレもまた無理配布され

大まかなイベント内容を楽しませて頂き
私は旭川へ戻るのですが
今ではあまりに身近な存在の砂糖ですが
生活に欠くことの出来ない大きな存在ですょね
この多く砂糖が北海道で
びーと(甜菜)として生産され
ココ日本甜菜製糖株式会社さんのお陰様で
私達が日頃、潤いを満たして頂ける生活を送れる事
有難いと省みる事の出来る大切な1日を頂きました
報告は旭川は音の広告 街頭放送
アイケムスタッフ田中でした